支部長挨拶-いつもあなたのそばに-

 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート大阪支部のサイトにお越しいただきましてありがとうございます。

リーガルサポートは成年後見制度利用者である認知症や障がい等により判断能力が不十分な方(以下、「ご本人」といいます。)のことを第一に考える公益のための団体です。リーガルサポートの会員は全員司法書士です。現在、約8,000名の会員がおり、大阪支部は約700名の会員を擁しています。創立以来17年以上にわたって、多くの会員を成年後見人、保佐人、補助人の専門職として輩出してきました。

リーガルサポートの会員は、ご本人の意思決定の支援、ご本人の財産管理、ご本人の抱える法律問題の解決、ご本人に必要な制度や医療・介護サービスの手配等を通じ、ご本人ができるだけ住み慣れた地域で安心して生活できるよう、ご本人を支援しています。成年後見制度は資産がある人のためのものであるという誤解もありますが、リーガルサポートの多くの会員はあらゆる境遇の方々の支援を積極的に行っております。

リーガルサポートの会員は、専門職後見人等としての職責を全うするため、毎年、法律分野のみならず福祉、介護、医療分野、さらに倫理の研修を積んでおります。また、リーガルサポートでは、成年後見人等に選任された会員に定期的に業務報告を求め、厳しく指導・監督を行っています。さらに、管理を委ねられた資産の実地確認等を通じ、不適切な行為の防止に万全を期しております。

最高裁の統計資料によれば、平成28年に選任された成年後見人等の総数3万4,721件のうち、司法書士が選任された件数は9,408件で、全体の27%を担っています。これは、会員司法書士が地域社会において、身近な法律専門職として、地道ではありますが誠実な活動を続けてきた結果であると考えております。

超高齢社会を迎え、厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人いるとされていますが、利用者は20万人にすぎません。昨年施行された成年後見制度利用促進法に基づく市町村計画の策定に協力し、各地できちんと成年後見制度の利用促進が図れるよう、リーガルサポートは制度の普及発展に全力で取り組みます。

リーガルサポートでは、無料電話相談、無料面接相談の定期的な実施、福祉関係機関との連携及び講師派遣、市民向け公開講座の開催、市民後見人の養成など様々な活動を行っています。リーガルサポートの会員は、「いつもあなたのそばに」をモットーに、高齢者、障がい者の意思決定を支援し、権利擁護の実現に努めてまいります。お気軽に相談にお越しください。お待ちしております。
平成29年5月29日